クレジットカードで貯めたポイントは、実は毎月の支払い金額を減らすことができます。ほとんどのカード会社では、ポイントを1ポイント=1円として、請求額に充てられる仕組みを用意しているんです。

現金として口座に振り込まれるわけではなく、請求金額から差し引かれる形になります。

この仕組みを使えば、たとえば今月の請求が5万円でも、手持ちのポイントが1万ポイントあれば、実際に支払う金額は4万円になります。買い物や旅行など特定の用途に限定されないので、どんな使い方をした分にも対応できるのが便利なところですね。

ポイント払いと通常の買い物時の違い

ポイントを使って買い物をする場合と、請求額への充当は少し違います。買い物時にポイントを使うと、その場で割引されたり、ポイント分だけ商品が手に入ります。

一方で請求額への充当は、カードで使った金額全体に対してポイントが適用されるため、特定のお店や商品に縛られません。

利用方法 特徴 メリット
買い物時にポイント利用 店舗やサービスで直接使う その場で割引実感できる
請求額への充当 カード会社の会員ページから申込 使い道を選ばず自由度が高い
電子マネーへチャージ ポイントを電子マネーに交換 少額決済に便利

カード会社ごとの対応状況

主要なカード会社のほとんどがポイント払いに対応しています。楽天カードやJCBカード、三井住友カードといった大手では、それぞれ専用のサービス名で提供されていますが、基本的な仕組みは似たようなものです。

ただし、申込期限や反映のタイミングは会社によって異なるので注意が必要になります。

実際の申込手順と注意点

ポイントを支払いに使うには、各カード会社の会員専用サイトから手続きを行います。紙の申込書で対応している会社は少なく、ネット経由が基本と考えていいでしょう。スマホアプリからでも簡単に操作できるようになっているケースが多いです。

楽天カードの場合

楽天カードでは「ポイントで支払いサービス」という名称で、毎月12日から最長24日まで申し込みを受け付けています。楽天カードの公式サイトで楽天e-NAVIにログインし、使いたいポイント数を入力するだけで手続きが完了します。

最低1ポイントから利用可能で、通常ポイントのみが対象です。期間限定ポイントや他社から交換したポイントは使えないので、そこは気をつけないといけません。

ちなみに、ポイントで支払った分についても、カード利用獲得ポイントは通常通りもらえます。つまり、ポイントを使ったからといって次回貯まるポイントが減ることはありません。

三井住友カードの場合

三井住友カードでは「キャッシュバック」という形でポイントを請求額に充てられます。三井住友カードの会員ページからVポイントを1ポイント=1円として交換すると、次回以降の支払い金額から自動的に差し引かれます。

充当後に余ったキャッシュバック残高は翌月に繰り越されますが、有効期限は3ヵ月間と決まっています。期限を過ぎると失効してしまうため、計画的に使わないともったいないことになるでしょう。

キャッシュバックは口座への現金振込ではなく、あくまで請求額からの減額という形です。

申込時に注意すべきこと

ポイント払いの申し込みには、いくつか注意点があります。以下のリストを確認してみてください。

  • 申込期限が決まっているカードが多いため、毎月の締切日を把握しておく
  • 一度申し込むと取り消しや変更ができない場合がある
  • ポイントの反映には数日~数週間かかることがある
  • リボ払いや分割払いに変更すると、ポイントが翌月に繰り越される可能性がある
  • カードを解約するとポイントが使えなくなるケースがある

お得にポイントを活用するコツ

ポイントを支払いに使うのは便利ですが、交換レートや使い道によっては損をすることもあります。場合によっては、ギフト券や他社ポイントに交換したほうが価値が高くなることもあるため、自分の生活スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。

交換レートを比較する

ポイントの価値は、何に交換するかで変わってきます。請求額への充当は基本的に1ポイント=1円ですが、商品券や航空マイルへの交換では、レートが異なる場合が多いです。

特定の商品券なら1ポイント=1.2円相当になることもあるので、交換前に比較してみる価値はあります。

有効期限を意識する

ポイントには有効期限があるものが多く、期限が切れると失効してしまいます。特に期間限定ポイントは注意が必要で、うっかり忘れていると無駄になってしまいます。

定期的にポイント残高を確認して、期限が近いものから優先的に使っていくのがいいでしょう。

カード会社の会員サイトやスマホアプリで、ポイントの有効期限を確認できることがほとんどです。通知機能を設定しておけば、期限が近づいたときにアラートが届くので便利ですね。

ポイント二重取りを狙う

ポイントを支払いに使うこと自体はお得ですが、さらに効率よく貯める方法もあります。

クレジットカードのポイントに加えて、店舗独自のポイントも同時に貯められる「ポイント二重取り」という手法があります。コンビニやドラッグストアなど、共通ポイントが使える店舗では、カード払いと同時にポイントカードも提示することで、両方のポイントを獲得できます。

こうして貯めたポイントを定期的に支払いに充てていけば、実質的な支出を減らすことができるでしょう。ポイントを使うタイミングと貯めるタイミングのバランスを考えながら、上手に活用していくことが大切です。